Case study

株式会社Jリーグ様

サッカーファン1000万人をつなぐ
「おもてなしプラットフォーム」の開発

  • 案件名Jリーグ公式アプリの構築・保守
  • 担当範囲案件の企画・構想、システム構築のプロジェクトマネジメント支援、システム稼働後の運用支援
株式会社Jリーグ様

Interview

株式会社Jリーグ様

公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
人事部長 兼 マーケティング本部サービスClub.J.League企画担当

杉本 様

株式会社電通 トランスフォーメンション・プロデュース局
DXビジネス戦略部 マーケティング・プロデューサー

渡邉 様

Jリーグ公式アプリ(Club J.League)の企画・構想、開発、稼働後の運用をJQにて支援をさせていただきました。今回はプロジェクトに携わった公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の杉本様、株式会社電通の渡邉様にJQについて話を伺いました。

JQに仕事を依頼することになったきっかけを教えてください

過去案件でJQのプロジェクトマネジメント力に感銘を受けた

別案件なのですが、過去にJQ下田さんと仕事をしたことがありました。そのプロジェクトではPMの立場でJQ下田さんが働いていたのですが、その際の強力なパワーマネジメントで、海外の人も含めてディレクションする姿を見て、余人をもって代えがたいと感じました。
その後、Jリーグ公式アプリ(Club J.League)の企画に携わりました。この企画は単にアプリを立ち上げるだけではなく、Jリーグのパートナーや、既存の認証基盤やチケットシステムなど様々なステークホルダーとの調整などがあり、特にシステム側面でこれをコントロールできる人はいないかなと記憶を巡らせたときに、JQ下田さんのことが真っ先に浮かび、お声掛けさせていただきました。 渡邊

Jリーグ公式アプリ構築のプロジェクトは
どのようなプロジェクトだったかを教えてください

Jリーグとして大変重要な位置づけのプロジェクトであった

本プロジェクトは、Jリーグの集客施策の観点でも、パートナー施策での観点でも大変重要なプロジェクトでした。また、本プロジェクトを成功させるためには、ファンの方はもちろん、多くの関係者にも納得いただける企画を練っていく必要がありました。システム連携の観点でも検討すべきことが多く、壮大な企画で、本当にやり切れるのか不安になったことを覚えています。 杉本

電通としても、非常に関係者が多く、スリリングな案件と感じていました。大変ではありましたが、プロジェクトが終了したサービスがグロースした今では自分の子供のような案件だと思っています。企画の立ち上げ、実現、運用を通して、それぞれのフェーズで本当に学びのあるプロジェクトでした。 渡邊

Jリーグとして大変重要な位置づけのプロジェクトであった

プロジェクトで印象深いことについて教えてください

JリーグのDX案件の先駆けとなった

本当にたくさんのステークホルダーがいることもあり、大変なプロジェクトでした。デジタル案件として、何がステークホルダーのメリットにつながるのかを説明していくことは大変でした。クラブチームには、チームごとに行っているデジタル対応もあったのですが、説明を通して、Jリーグ全体として取り組むことで価値を提供するということを理解いただきました。 渡邊

稼働後、数年を経てからJリーグ公式アプリで非常に大きな集客施策のキャンペーンを行ったのですが、ほぼすべてのクラブチームが協力をしてくれました。その際に本アプリが世の中に浸透したのだと感じました。Jリーグとして、DX案件の先駆けになったと感じています。 杉本

Jリーグとして大変重要な位置づけのプロジェクトであった

案件の中でのJQの進め方の印象について教えてください

JQは案件を自分ごと化してコミットメントしてくれる

様々なシステムが連携するスマホアプリだったため、機能の役割分担や連携などが複雑になりそうで、Jリーグのシステムのご担当者も、はたして実現出来るのかという不安をお持ちだったと記憶しています。しかし、初回のミーティングで、JQ下田さんがシステム構想の話をした際、周囲が安堵した顔になったことを覚えています。JQはプロジェクトを自分ごと化してコミットメントしてくれます。そこは他のコンサルティング会社とは違いますし、秀でている点だと思っています。当事者の気持ちで取り組んでくれるからこそ、作業を前に進めるようなパワーマネジメントが出来るのだと思っています。難易度は高い案件でしたが、チーム全体に安心感がありました。 渡邊

前職時代を含めても、外部の人をPMに入れて進める案件は初めてでした。第三者的に、客観的に物事を捉えてくれる、伴走してくれるということは大事だと思いました。また、多くの大手ベンダは、この案件で自社の売り上げをどう増やすか、どうロックインするかなど商売っ気を出してくることがあるように感じますが、JQはそのような面倒さがなく、常に我々の立場にたって一緒に仕事をしてくれるという印象を受けました。 杉本

稼働後の保守フェーズでのJQの進め方の印象について教えてください

リソース状況を常に可視化出来ている

アプリをローンチして数年が経ちます。本アプリは日々進化をしており、対応の優先順位も日々変わります。急に優先度の高い対応が入ったりしますが、JQがプロジェクトマネジメントをしていることで、リソース状況を年単位で可視化しながら運営できています。関係者とコミュニケーションをする際には、今はこういう状況なのでここまでは対応可能です、ということをすぐに伝えることが出来ます。 渡邊

他のコンサルティング会社やSIerと比較してJQの良いところや、JQに仕事を依頼する際のTPOを教えてください

調整難易度が高い、絶対失敗したくない案件で依頼したい

JQはプロジェクトにコミットしてくれます。プロジェクトを自分ごと化してくれ、他人任せにしないですし、要所でチェックをしてくれます。通常のITコンサルタントのように第三者の立ち位置で終わらないところが特徴的だと思います。正直どういうプロジェクトでも強みを発揮してくれると思っていますが、調整難易度が高い、発注者側からすると絶対失敗したくない案件ではJQに依頼すると思います。 渡邊

お金に余裕があればすべてに入ってもらいたいです(笑)。というのは冗談ですが、客観的な目線が欲しいときや、我々のサイドに立って、一緒にプロジェクトを進めてほしいような場合にお願いしたいです。 杉本

今後のClub.J.LEAGUEの展望について教えてください

Jリーグファンのための企画をして、更に利用してもらえるアプリに

Jリーグ公式アプリはJリーグファンの方にはだいぶ認知をしてもらえたと思っています。今後はJリーグファンの方々が望むことを企画して、より多く利用してもらえるようにしていきたいと考えています。 渡邊

コロナ禍でのマーケティングなど常にマーケティング的な課題がありますので、本アプリをうまく活用しながら、様々な取り組みを実施し、スタジアムだけでなくテレビやインターネット上で、もっとサッカーを身近に感じてもらえるような取り組みをしていきたいと考えています。ぜひ、アプリをご活用いただければ幸いです。 杉本

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