Case study
りそな決済サービス
株式会社様
DX戦略が明確になり、
自信を持ってプロジェクトを進められている
- 案件名金融機関のDX推進
- 担当範囲DX案件の企画・構想、実行支援
Interview
りそな決済サービス株式会社
専務
糟谷 様
業務企画部長
熊倉 様
DXの企画・構想、実行支援業務を依頼いただいている、りそな決済サービス株式会社の糟谷様、熊倉様にJQについて話を伺いました。
JQに仕事を依頼することになったきっかけを教えてください
セミナー受講がきっかけに。下田社長を講師に招いてDX勉強会を実施
DX戦略を策定するにあたり、社外からの知見を収集している時期がありました。その取り組みの中で熊倉が、JQ下田社長が講師を務める日経BPセミナー(※)を受講したことがきっかけとなりました。糟谷専務
講座は、DXの事例が具体的で大変分かりやすかった記憶があります。その講座を受講した後、JQに当社でDX勉強会の開催を依頼しました。回を重ねた後、最終的にはDX戦略策定・実行プロジェクトに参加してもらうことを決めました。熊倉部長
その当時は、様々な会社にDXに関する話を聞いていました。DX戦略策定を一緒に検討してくれる会社を半年ほどかけて探していましたが、自社ソリューションの利用ありきの提案をする会社が多く、しっくり来なかった印象があります。一方、JQは、ゼロベースから一緒に当社の課題をとらえ、本当に必要な対応は何かを検討してくれるという感触がありました。りそなグループではお客様と“伴走”するという言葉を大切にしていますが、JQは当社と“伴走”してくれるのではないかと感じました。 糟谷専務
※日経BPセミナー「DXプロジェクトリーダー育成講座」
JQの印象について教えてください
期待した通りの“伴走型”の会社
数々のプロジェクトを経験する中で、多くの大手コンサルティング会社や大手SIerともお付き合いしてきたので、JQという無名の会社に依頼するということに対して、はじめは「大丈夫かな」と思ったのが正直なところです。絵にかいた餅に終わりがちな、「べき論」だけを突きつけてくるコンサルティング会社じゃないのかという心配もありました。しかし、すぐにその不安は払拭されました。
JQは偉そうに上から目線で来るわけではなく、「こんな方法も、あんな方法もある」と様々な選択肢を示しながら、一緒に考えてくれる“伴走”スタイルでプロジェクトを進めてくれるので、我々自身も考えながら前に進むことができます。あまりそのようなことは考えていないですが、仮にプロジェクトが失敗したとしても、自分たちで考えた結果なので納得感があります。もう1つのポイントは、資料が非常に分かりやすいということです。コンサルティング会社からは、「かっこいいけどどこを見たらいいの?」と思うような資料が出てくるイメージを持っていたのですが、JQの資料は非常にシンプルでわかりやすいです。我々でも作成できるのではないかと思うこともあります(笑)。ただし、シンプルながら要点を外しておらず、さすがだと感じています。資料を見ただけで理解が進み、腑に落ちるので、関係者の共通理解も得やすく大変助かっています。
糟谷専務
JQが伴走した結果、どのような結果が出てきていますか?
DX戦略が明確になり、自信をもってプロジェクトを進められている
我が社が行うべきDXの全体像が明確になりました。現場にDX案を出してもらうと、それぞれの課題を解決するための、細かいものになりがちです。また「これしかない」という結論ありきで進めると、他の可能性を検討する余地がなくなります。今回は会社全体でのDXの可能性を整理して優先度をつけて取り組んでいることで、皆が納得し、自信を持ってプロジェクトに取り組めています。
現場の調整も上手だと感じています。今回のような取り組みの場合、変えたい経営層と現場との対立関係が生じ、不満も生まれやすいものですが、JQは両方の立場から中立的に考えてくれます。現場の考えを聞き出し、わかりやすく資料化してくれたおかげで、様々な意見をすくい上げることができました。今では、経営層も現場も一緒にプロジェクトを進めていこうという雰囲気が醸成されつつあります。
糟谷専務
打ち合わせの進行やWBSの作り方、活用方法など、プロジェクトの進め方についても非常に勉強になっています。 熊倉部長
今後のプロジェクトと、JQに期待することを教えてください
DX戦略を実行、そして事業化へ。最後まで“伴走”を
今は、DX戦略策定で計画した全体の一部を実行に移しているところです。一番人手がかかるところから始めていますが、またプロジェクト全体に戻って、会社全体をデジタル化+BPRで変えていくところまで達成したいと考えています。JQには「ゆりかごから墓場まで」ではないですが、最後まで“伴走”してもらいたいです。まずは今回のプロジェクトをなんとしても成功させたいと思っています。また、当社はプロパー社員の高齢化が進み、人材が潤沢にいる状況ではなくなってきています。そのような状況で売上の規模、収益をあげていくために、「必要がない作業は思い切って無くす」「短期的には手作業で行った方が早く、コストも安いという作業についても、極力システム対応する」「高齢社員のノウハウを継承する」など、将来を見据えて業務を変えていく必要があります。社内が落ち着いた後は、このプロジェクトを、同様のニーズを持っている会社に向けて事業化するところまで考えています。JQには今後も、中立的な立場で、フラットな意見を出して欲しいと考えています。 糟谷専務