なぜ名もない企業「JQ」に、世の中で話題になるプロジェクトが集まるのか

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Jリーグの公式アプリ開発プロジェクト、名前は明かせませんが、誰もがしっている某大手物流企業の各スマホアプリの統合プロジェクト―― こうした誰もが知る有名企業の大規模プロジェクトは大手ITコンサルファームに集まっている、そう思っていませんか?

たしかに大手ITコンサルファームには、何十億、何百億円規模といった大型案件が集まっています。しかし、世の中で話題となるような有名企業の大規模プロジェクトというのは、決して大手ITコンサルファームに集中するとは限りません。

実は冒頭で挙げさせていただいたプロジェクトは、JQでプロジェクトマネジメントを担当させていただいた案件です。では、なぜあまり名前が知られていないJQが、そうした話題のプロジェクトをこれまでも多く担当してきたのか、その理由をご紹介いたします。

世の中で話題となる案件を数多く手掛ける「JQ」とは

JQは大手企業を中心に、基幹システム連携が伴う大規模な新規プロダクト開発やDX推進、またデジタルマーケティングなどのプロジェクトマネジメント(PM)を専門に行う会社です。

マネジメントと聞くと “管理” という印象が強くなってしまいますが、我々は「プロジェクトを推進すること」がプロジェクトマネジメントだと捉え、コンサルタントが様々なプロジェクトの主体となってリードし続けています。

案件規模としては、100億円を超えるような大規模な基幹システムの開発プロジェクトというよりも、1〜10億円規模のものが多く、また基幹システムの開発プロジェクトだけでなく、エンドユーザー向けのアプリやサイトの開発プロジェクトも多く担当させていただいております。

守秘義務があり具体名は開示できないですが、過去にはJリーグ公式アプリの構築をはじめ、みなさんの目に触れる数多くのプロジェクトなども担当させていただきました。

▼実績一例
  • Jリーグ公式スマホアプリ:CRM基盤開発のビジネスサイドも含めた全体マネジメント
  • りそな決済サービス:業務改善DX企画・実行推進支援
  • 某大手外食企業:テイクアウト等の注文Webサービスの開発マネジメント
  • 某大手不動産企業:総合データ基盤構築の構想策定支援、全体マネジメント
  • 某大手商社:スマートシティ共通基盤構築支援

話題となるプロジェクトが「JQ」に集まり続ける4つの理由

上記に挙げたようなエンドユーザー向けのプロジェクトは、家族や友人など身近な人たちに利用いただくサービスでありますから、そういったプロジェクトをリードして、サービスを生み出していくとというのは、喜びもやりがいも大きい仕事です。

では、なぜ名もなき会社である「JQ」がそうした案件を手掛けることができるのか、話題のプロジェクトが「JQ」に集まり続けている4つの理由をご紹介いたします。

理由01. スマホアプリやサービスの企画は大手SIerやコンサルファームより、Web制作会社に一日の長があり、JQは大手Web制作会社と組んでいる

15年前は、顧客接点というとWebページが主流で、どちらかといえば “情報提供” という一方通行的なコミュニケーションが主たる目的でした。しかし、現在においてはスマホアプリが主流となり、スマホアプリはWebに比べてインタラクティブなコミュニケーションができるため、多くの企業がスマホアプリを接点とした顧客向けサービスを展開しています。

たとえば、顕著なのはポイントカードのようなアプリですが、紙のポイントカードからスマホアプリに次々と置き換わっています。

顧客接点のスマホアプリというと、継続的に利用してもらう必要があるので、消費者理解に基づくUIやUXの提案や、面白いアイデアなどが重要になります。このあたりは、今も昔も大手コンサルファームやSIerよりも、Web制作会社やデザインファームが得意とする領域です。

なぜなら、大手コンサルファームやSIerは業務システムの開発プロジェクトをずっとやってきていますので、UI/UXや企画には強くないからです。昨今では大手コンサルファームの多くが、国内外のWeb制作会社やデザインファームを買収しているのも、この領域の強化につとめていることをうかがえます。

そのため、JQに話題となるプロジェクトが集まり続ける1つ目の理由は、JQがそうしたWeb制作会社、その中でも大手の何社かと組んで仕事をすることが多いというものです。

ではなぜ、JQはそれらの大手Web制作会社からニーズがあるのかについて、次に説明していきます。

理由02. 大手Web制作会社は大規模開発のPMが不足している

理由01で、ポイントカードのスマホアプリ化の例を説明しましたが、実は紙のカードがスマホに置き換わるだけでなく、裏では顧客管理システムやデータ分析システム、POSシステム等と連携していることが少なくなりません。

業務システムと連携するようになると、プロジェクトの開発規模は大きくなり、また品質も高いものが求められるようになります。

大手Web制作会社は長い間、小規模であったり、業務システムとの連携が必要のないようなWeb制作プロジェクトをやってきたため、大規模で高品質を求められれるプロジェクトをマネージできる人材が不足しています。

そこで、プロジェクトマネジメントを専門としているJQに白羽の矢が立つのです。

理由03. JQは開発部隊を持たず、PMに特化しているため、大手Web制作会社と補完関係を築くことができる

上述の通り、大手コンサルファームは制作会社やデザインファームを買収して、Web制作会社の競合のポジションになりました。

JQのようなPM機能を持っている会社というと、大手コンサルファームが該当しますが、大手Web制作会社にとっては競合に当たるため、彼らにPMを依頼するということは現実的には難しいでしょう。
一方、JQは開発部隊を持たず、PM機能のみ提供する会社です。そのため、大手Web制作会社にとってJQは競合に当たらず、自社の不足している部分を補完してくれる存在になります。

実はクライアントにとっても、大手Web制作会社とJQの組み合わせはメリットがあります。すべての機能を持っている大手コンサルファームに依頼すれば、まるっとやってくれるので楽かもしれませんが、一方でコストは高くなります。大手コンサルファームの開発部隊は、制作会社の単価よりもかなり高いためです。
しかし、リーズナブルな開発コストで開発サービスを提供できるWeb制作会社が、JQと組めば、大手コンサルファームと同等の機能を持ちつつも、顧客にとってはリーズナブルな価格になります。

その結果、大手Web制作会社とJQの組み合わせが、多くの案件を呼び込むのです。

理由04. 業務システムのPM経験も、顧客接点系のPM経験も両方やってきたからこそのノウハウがある

Webやスマホアプリにも複雑なシステム連携が求められるようになった黎明期から、JQではプロジェクトマネジメントに特化した価値提供を行ってきました。つまり、10年以上もの経験から、エンドユーザー向けの大規模スマホアプリやサイトの企画・開発のプロジェクトマネジメントに関する豊富なノウハウや知見が蓄積されています。

また、JQの多くのコンサルタントは、前職で業務システムのプロジェクトマネジメント経験を有しています。そのため、このエンドユーザー向けサービス、業務システムという2つの領域のPM経験を持っていることが、JQにPMの依頼が集まり続ける4つ目の理由です。

そして、大手ITコンサルファームが担当するような大規模の業務システムや基幹システムの開発は、品質が求められることもあり、2〜3年といった長い開発期間をかけ、設計書を綿密に作成してウォーターフォール型で進めることが一般的です。

一方でエンドユーザー向けの大規模アプリやサイト開発には、品質だけでなく、スピードも求められます。そのため、いわゆる「串焼き方式」ではなく「刺身方式」、つまり設計を行いつつも、開発を進めていくといった柔軟性のある開発を行う必要があります。

JQは業務システムだけでなく、エンドユーザー向けの企画・開発のノウハウや知見があるからこそ、品質も保ちながらも、スピーディーにプロジェクトを推進するというさじ加減ができるのです。

実際、過去に担当させていただいたエンドユーザー向けのアプリ開発案件は、はじめ別の大手SIerに依頼する予定だったそうですが、大手SIerからはウォーターフォール型での開発でリリースするまでに2年以上かかると言われたそうです。そこで別のパートナー企業とJQでプロジェクトを担当することとなり、わずか8ヶ月でリリースを実現しています。

理由05. 信頼に繋がる実績が豊富にあるから、次なる新たなプロジェクトが生まれている

世の中の話題になるような、トレンド感が求められるプロジェクトに2〜3年もの開発期間をかけてしまえば、その間にトレンドは変化してしまいます。高品質でかつ短納期でプロジェクトを推進するJQだからこそ、常にトレンドに合わせて動き続けることが可能であり、それが可能だと証明するのが、これまでの多くの実績です。

コンサルティング会社において、実績ほどわかりやすく信頼を得られるものはありません。上述の理由からこの10年間、数多くのエンドユーザー向けの大規模アプリやサイト開発プロジェクトを推進してきており、そうした実績があるからこそ、JQは多くのお客様に信頼していただけています。

そのため、クライアントからだけでなく、開発ベンダーからも新しいプロジェクトを紹介いただけており、だからこそ世の中の話題になるようなプロジェクトがJQには集まり続けているのです。

おわりに:大きなやりがいを感じられるプロジェクトがJQにはたくさん集まっている

JQには大手ITコンサルファーム出身のメンバーの他、SIer出身や事業会社出身など、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集っています。そして彼らがみな口を揃えて言うのは、「JQのプロジェクトは、これまで経験したことがないような新しいことが多い」「世の中のトレンドを知る機会が多い」ということです。 たとえば、大手SIer出身のあるJQメンバーは、これまで企業の基幹システムのパッケージ(ERP)をひたすら導入する仕事を担当していたそうです。そのため、ERPには詳しくなるものの、忙しくて世の中のトレンド的なテクノロジーを追いかける時間がなかったと話していました。 しかし、JQが担当するエンドユーザー向けの大規模アプリやサイト開発プロジェクトでは、 新しいテクノロジーを取り入れて開発を行うケースが多くあります。 さらに、アートに関わるプロジェクトなど、 世の中にない新たな仕組みや価値を生み出そうとするプロジェクトを担当することもありますが、そうしたプロジェクトは金額規模がさほど大きくなりづらいため、大手ITコンサルファームでは受けづらいでしょう。 そしてスピード感が求められるということは、 個々の裁量がなければプロジェクトを前に進めていくことができませんから、必然的に裁量が与えられますし、多くのエンドユーザーに届くような、話題になる喜び、やりがいを感じられるプロジェクトが多いことが特徴です。 そうした喜びややりがいを感じてみたいという方、また少しでもJQの興味を持たれた方がいれば、ぜひ一度JQでの具体的な働き方等についてお話を聞いてみませんか? ご連絡お待ちしております。

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